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散文小径

小説家です。時代小説を執筆しています。皆さまのご声援に支えられて描いております。よろしくお願いします。

鑑賞

明治村はどれもこれも、建築物に興味がある人ならば納得する。
もちろん、明治だけに浸りたい人も、ちょっと歴史オンチでも、リアルに4代くらい前の曾祖父母の記憶にある時代。
楽しみ方は、多様だ。

ただし。
建築以外の明治の産物に楽しみ方を見つけることも出来る。
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こんなのもやっていて、正直、観るのに弊害もあったけど、好きな人には仕方がないのだろう。でも、観たい物に違った群がりで、おちついて観られなかったことは事実でした。運がない。DSCF4213.jpg

13年前に連載していた「聖女の道標」。
日本赤十字社本社や日本赤十字看護学校をはじめ国内の日赤関係をお伺いし、徹底的に取材しました。この明治村にある病棟もそのひとつ。
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13年前まで、世間的には萩原タケの日赤入社嘆願書が明治村にあるとされていました。(写真は、あきる野市五日市郷土館にある複製。当時はここに、原本は明治村と記されていた)93e1b7a1.jpg
明治村取材時に、この嘆願書がないということを確認し、五日市郷土館や日赤の資料関係部門に報告した覚えがあります。

萩原タケのことは、あれから未だに世間的に有名になっていません。
朝ドラか大河の題材になってもいいくらいの功績と実績、なにより看護師と呼ばれる前の「白衣の天使」というイメージや、男女機会均等法などなくても職業婦人の意識改革や労働環境の確立に尽くした人物。ここに移設された帝国ホテルが日比谷にあったときは、アジア初の赤十字国際看護婦大会東京大会の開催にも、タケは深く関わりました。
もっと、知ってもらいたい、真の、日本のナイチンゲールです!


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 大正一五年からスタートした女子英学塾(のちの津田英学塾、現在の津田塾大学)との協定学習が軌道に乗ってきたのは、昭和二年頃のことである。
 この女子英学塾協定学習は、萩原タケが日赤上層部へ強く進言した末に実現したものである。すべては、自ら西洋へ赴き、言葉の障壁を越えることで人種も文化も超えられるという現実を体感したからに他ならない。
「これからの看護婦は、外国語のひとつも話せなければダメです。いざ有事ともなれば、患者は日本人だけとは限りません」
 この教育期間が二~四年とされたのも、やはりタケの主張である。
 女子英学塾は津田梅子の創設による私学校であったが、その文化水準の高さから〈女の東大〉とまで称された。
 津田梅子本人は大正八年に事実上塾長を辞任しており、名目だけの立場となっている。だから、今回の日赤との協定学習はその後進たちが決定した。この制度により、日赤側では昭和一二年までの間に、一四名の卒業生を排出し、看護婦の仕事の幅を増やしたといわれる。
 昭和一二年というのは、萩原タケの亡くなった翌年である。日赤側はそれほどまで、タケに配慮していたのだろう。不本意ながらタケの主張を受け入れていたのかも知れないが、少なくとも萩原タケの目の黒いうちは、格段の配慮に徹していたのだろうことが、朧げに推察される。
 とまれ、職業婦人にとっての地位向上は、日赤だけに関わらず、大正デモクラシーを経て、経済が円熟した都市部全体の問題となっていた。女工を土台にして生糸産業を興していた時代は、僅か十数年前のことである。
                                       (「聖女の道標」より)

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  1. 2019/11/17(日) 13:44:52|
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