散文小径

小説家です。時代小説を執筆しています。皆さまのご声援に支えられて描いております。よろしくお願いします。

房総時間

安房へ足を運びました。
もちろん、の御用ですよ。
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もう、幾度となく、季節や時間を問わず、東京湾を往還している夢酔です。
アクアラインも好きですが、何もしないで頭を空っぽに出来るひとときに魅せられて、東京湾フェリーを年に数度用いております。凪いだときも荒れた時も、海は常に多様な表情で夢酔を迎えてくれます。本日は往還ともに、天気晴朗で浪此れ穏やかという状況です。恵まれたな、ラッキー!
この東京湾フェリーを用いるたびに、脳内を450年くらいに変換してみるのが癖
その頃は江戸湾と呼ばれ、里見の水軍は制海権を巡り北条の水軍と戦っていた
昔から夢酔がファンであります作家・伊東潤先生。
先生が箱根少将であった頃のネットコラムを読むと、よくよく理解できるのだが、東京湾フェリー航路は戦国時代と大して変わりのない攻守の海路でもあるのです。
豊臣秀吉が動員した小田原征伐。
里見家は三方作戦を行い、本隊は三浦半島へ上陸しました。

         野日之村放火之跡、鎌倉御再興御為ニ候間、当手之軍勢濫妨
         狼藉、堅令停止畢、
        右之旨、至于違犯之輩者、可処罪科者也、仍如件、
          (天正十八年)
            庚   (龍朱印、印文「義康」)
              卯月十三日


この文書が示す野日村は、現在の横須賀市にある野比。里見水軍は野比海岸に上陸したと考えられます。
で、その野比海岸は、東京湾フェリーの港である久里浜より、やや半島先端向けの場所。東京電力横須賀火力発電所の先、京浜急行線で一駅隣。
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地図で探してみ。
だから、東京湾フェリーの乗ることで、誰もが戦国に思いをはせることが出来るんですよ。
洋上から伊豆半島や北条の海軍拠点・城ヶ島を望むことだってできるんです。awa02 (3)
それに、洋上から富士山だって拝める。
以前ここで取り上げましたが、房総は富士信仰も盛ん。館山城址の山のうえにも浅間神社があるのだ。
洋上から拝する富士山は、里見水軍にとっても感慨一入に違いない。awa02 (4)

春の國の発表前から数えたら、もう5年以上もフェリーで房総に通っているんだな。
とても楽しい時間。大好きな房総時間の玄関でした。
なに?
もう終わりそうな、湿っぽい散文だって?
はい。
秋の幻はいよいよ最終章。
連載も、まもなく終わります。
そうなるとさ、これまでより房総に通うことも少なくなると思う。カーナビがなくても勝手がわかるまで通った房総も、ちょっとだけ余所行きになるかも知れません。その分、どこか別の土地の題材を用いて、同じように地元の人に可愛がって貰えると思います。ひとつところに踏み止まれないのが辛いですが、その瞬間を、しっかりと向き合う。これが夢酔流。

5年も前は、右も左も土地勘なんかなかったんだよ。
その分、皆様に大事にしてもらえたから、ここまで勝手がわかるようになりました。あらためまして、感謝と御礼をこの場で申したい。
ありがとうヾ(o´∀`o)ノ

すべてのスタートは、「春の國」からでしたね。あのときは、こんなに里見正史へ向き合うことになるとは、思いもしなかった。すべての原点である中心人物は、青岳尼という人物です。
畏敬の念を以て、墓参しました。awa02.jpgawa02 (2)

さてさて。
妙音院さんの所要を済ませ、挿絵も無事に終わったので山鹿先生に御礼とご挨拶。

awa02 (1)
8月10日、みなさんとまた会えるのが楽しみです。











戦国武将里見氏のNHK大河ドラマ放映を目指す「里見氏大河ドラマ実行委員会」が組織されています。里見氏終焉の地である鳥取県倉吉市、里見氏発祥の地の群馬県高崎市、そして館山市で、NHK側にドラマ化を働きかける運動を行っております。
「里見氏の物語をNHK大河ドラマで!」
 皆さまの温かいご声援をお願いします。


公式HPはこちら里見氏大河ドラマ化実行委員会

ポスター
 署名用紙はこちらに収納しております。
 活動の趣旨に御賛同いただけましたら、是非、こちらの署名用紙をプリントアウトのうえ、支援の程よろしくお願いします!


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  1. 2017/07/15(土) 10:00:06|
  2. 随筆・あっそう!里見発見伝
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ご無沙汰です

こんばんは~
お便りありがとうございました

私はここ数年は千葉の北側に興味を持って足しげく通っています
そしてぶち当たるのは正木氏の下総侵攻であります
いずれ正木氏の拠点もいくつか訪れる日が来ると思います
鴨川市の新城も含めて( ̄ー ̄)ニヤリ

千葉県の歴史、あっさり気味ですけど噛めば噛むほどいろんな味が出てきて楽しめます
里見はいつになるかわかりませんが視野に入ってきているので必ず行きたいです

熱中症気を付けてくださいね
それでは
  1. 2017/07/20(木) 23:16:24 |
  2. URL |
  3. ししん #y6CQ6xro
  4. [ 編集 ]

ししん 様

正木氏の下総侵攻時代は、たぶん正木時茂(初代)頃でしょうかね。
里見氏がもっとも戦国色の濃かった時代だと思います。
  1. 2017/07/21(金) 05:35:53 |
  2. URL |
  3. 夢酔藤山 #Gq//HHxQ
  4. [ 編集 ]

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