散文小径

小説家です。時代小説を執筆しています。皆さまのご声援に支えられて描いております。よろしくお願いします。

都合不都合

日曜日の房州日日新聞に掲載された部分は、
都合よく、大河ドラマで盛り上がった真田昌幸の死に触れた回だった。
もちろん狙ったわけではない。





IMG_20160926_0001.jpg        今回は特別に一部を載せましょう。




都合のいい部分が載ったものだと、作者も驚きだ。

つまり、そういう時間軸で、物語は現在展開中なのですよ。


不都合もある。
読んでおわかりと思うが、真田信繁と書いてあり、真田幸村じゃない。
「あいつ、大河ドラマの影響をたっぷり受けているんだぜ」
などと心外な陰口を叩かれているかも知れない。これは2014年連載分の「夏の波濤」から引き続くもので、その当時から真田信繁表記なんですよ。勿論、房日の連載が決定される前に準備稿が出来ているけど、その頃から信繁にしております。
あしからず。

真田に便乗してるんだと云われたくないので、もう一声。
これは、大坂の陣のための、前振りに過ぎぬアクセント。このパートの本命は、高野山であって九度山ではないのです。まあ、通り道ではあるんだけどね。
高野山と里見家の関係は、すごく深いんです。
でも、里見家そのものが歴史の底に沈んで史実が広く伝わらないから、現在はそれを残すものが極めて少ない。高野山もそう。多くが名もなき収蔵の山の中へと埋没していることでしょうね。

真田が「真田十勇士」という荒唐無稽な講談から脱却できたように、
里見も「南総里見八犬伝」というフィクションの呪縛を脱ぎ捨てられたらいいのにと、いつも思います。


そしてもうひとつの不都合。
サブタイトルの「大久保長安事件」ですが、幕府がこんな派閥争いと報復人事を繰り返していたこと。いちばん不都合を噛み締めていたのは、徳川家康なんだろうな。
このことは、きっと大河ドラマでは触れないでしょうね。
真田には無関係なことだから。

そして、その時々の時代を表現する手段として、
本編には、
こののちも暫くは真田がちょくちょく登場します。
真田ファンのために貢献しているように思われますが、そういう嫌らしさはございません。
都合がいいものか、不都合か、
それは購読されている皆さまお一人お一人のお心次第。
結果的に夢酔は都合も不都合もなく、宙ぶらりんなのかも知れません。
ここはこだわるところではございません。
ふ……ふふふ……
















戦国武将里見氏のNHK大河ドラマ放映を目指す「里見氏大河ドラマ実行委員会」が組織されています。里見氏終焉の地である鳥取県倉吉市、里見氏発祥の地の群馬県高崎市、そして館山市で、NHK側にドラマ化を働きかける運動を行っております。
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  1. 2016/09/26(月) 20:40:34|
  2. 随筆・あっそう!里見発見伝
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