散文小径

小説家です。時代小説を執筆しています。皆さまのご声援に支えられて描いております。よろしくお願いします。

呂宋助左衛門

暫く里見のことを書いてなかったので、ひとつ。
いま放送している大河ドラマに、呂宋助左衛門が登場するという。演じるのは、松本幸四郎さんだ。

ソース 松本幸四郎「真田丸」で商人・呂宋助左衛門役!38年ぶり異例の同じ役(スポニチ:2016.5.15)


むかし、「黄金の日々」という大河ドラマがあった。
好きな大河だった。禰津さんの五右衛門が格好良くて、死に様も華々しく絵になっていた記憶がある。そのとき呂宋助左衛門を演じたのが、松本幸四郎(当時は市川染五郎名義)さんだ。

「夏の波濤」に呂宋助左衛門を登場させたのも、この大河ドラマへのオマージュという意識があった。イメージはやはり松本幸四郎さんで、煮ても焼いても食えない無頼漢な呂宋助左衛門に設定した。一回ぽっきりの筈が、とても気に入ってしまい、「夏の波濤」クライマックスの重要な役どころに据えた。このキャラクターは、続編「秋の幻」にも引き続き登場させる。やはり、ここぞの場面、である。
海の男。とりわけ海外に精通したキーパーソンを用いるのは、水軍を素材とするうえでは避けて通れない。別に呂宋助左衛門でなくてもよかったのだ。三浦按針や茶屋四郎次郎でもよかった。色々思案の末、呂宋助左衛門とした。その後押しをしたのは、松本幸四郎さんの演じた強烈な印象だった。市川森一さんの奥深い脚本もスパイスになっていたのだろう。

ここで、ひとこと申す。

「夏の波濤」や今年予定の続編「秋の幻」には、真田信繁や呂宋助左衛門が登場します。
そのことについて、厭なことを耳にしました。
「真田信繁って、幸村じゃないのは、大河ドラマの真似?」
という言葉です。本人は悪気はないようですが、聞いた側はちょっといい気持ちがしません。真田信繁という呼称はそれよりもずっと昔に、取材中の上田で知ったものです。2010.2.11-2.13、当時単行本加筆資料のために日赤長野を訪れた際、松代や上田も歩きました。菓子処千野さんで「真田石」を買い、上田駅前の北村さんで「真田左衛門佐信繁」を買い、ともに新幹線で相伴しました。このときに上田の方から〈信繁公〉と慕われている幸村像を知ったのです。
ここで呂宋助左衛門が登場すると、ますます遣りづらい。
揚げ足取りをすぐやる方もおりますが、里見関連の作品たちは、大河ドラマ真田丸よりも先の企画です。このことは房総里見会や大河ドラマ化実行委員会の皆さまがよく御承知しておりますので、これ以上はお見苦しいことを申しません。


少し早いかな。
でも、いいかな。
「夏の波濤」原画展第二期が、来月にも始まります。前回の続きの回から、ずらりと並ぶ予定です。
公式発表はもう暫くお待ち下さい。










戦国武将里見氏のNHK大河ドラマ放映を目指す「里見氏大河ドラマ実行委員会」が組織されています。里見氏終焉の地である鳥取県倉吉市、里見氏発祥の地の群馬県高崎市、そして館山市で、NHK側にドラマ化を働きかける運動を行っております。
「里見氏の物語をNHK大河ドラマで!」
 皆さまの温かいご声援をお願いします。


公式HPはこちら里見氏大河ドラマ化実行委員会

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  1. 2016/05/15(日) 13:49:04|
  2. 随筆・あっそう!里見発見伝
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