散文小径

小説家です。時代小説を執筆しています。皆さまのご声援に支えられて描いております。よろしくお願いします。

立体の歴史

地図をみると、そこから平面的な情報を得られます。
たとえば、房総里見氏と北条氏との勢力構図をこの平面から読もうとすると、ほんとに淡泊に映ります。
距離感って、そこにあるものが全てですものね。

感覚的なものがそこに加わると、実は違った面が見えてくることがあります。
この感覚って、実は、小説を書いていくうえで、大切な部分です。研究書のように粛々と事実関係を客観的に描くのではなく、感情的に描くことが求められるからです。
それは、人が目で見るところから入るもので、そこから生まれる多様なもの。正解のない答えです。
だから、地図だけで、戦国時代を感じるのは感覚不足に陥ることになるのです。

夢酔、里見氏を取り上げていますが、生活圏は小田原北条氏の支配エリアだったところです。
よって、北条氏の視点で、里見氏を見ることが可能な立場にあるんです。
北条といっても、小田原ではなく、八王子城主・北条氏照の側ですがね

ちょっと写真を見ていただきましょう。
P5120168.jpg
これは、八王子城西方の景信山から相模湾方面をみた景色。
右に、江ノ島もくっきり見えます。八王子と相模湾て、目で見ることの出来る距離感があったことに驚きます。

もう一枚。
P5120174.jpg
首都圏越しに、房総半島が見えます。右端のあたりが鋸山あたりとしたら、安房国は八王子からも伺えることになるわけです。

北条氏が里見氏を意識するのは、客観的に地図上でいう勢力拡大ではなく、目で見えるなかから生まれる支配欲と思ってもいいのではないでしょうか。
つまり、感情、ですね。

夢酔、山を登らなければ、あまり気付かなかったことです。
山登りを始めたおかげで、いいこと開眼~♪
なので、20年前と比べれば、ちょっと作風が変わったなと、最近自覚しています。


更に。
以前、稲村城跡のときにも触れましたが、歴女山ガール、うまくコラボする企画ってないものでしょうかね。
つまりは、こういう理由からなんですよ。

歴女という響きの多くは、マスコミが面白おかしく印象操作したところがあります。偏った印象に受け取られがちですが、夢酔は、さほどに悪印象を持っていません。歴史好きなら、男女の差はございませんもの。
同様に、山ガールもそうです。山が好きなら、老若男女の差はないです。
どちらも、楽しみ方に正解はありません。
楽しさを追求し過ぎて、回りに迷惑さえかけなければ、どちらも素晴らしいことです。
でも、最近、夢酔は思うんです。
どちらも相容れない世界と思ってましたが、実は、同じ土俵に立ちながら、全く別の感性と視点を持つ「表裏一体」の存在かなって……。
例えば。
信州川中島の妻女山へ軽登山する山ガール、歩きやすいコースに満足。でも、同じコースを歩きながら、歴女は武田信玄上杉謙信に想いを馳せちゃうんです。同じところで異なる価値観。
山ガールの知恵が加われば、歴女はもっと効率よく山岳歴史散歩できますよね。
歴女の知恵が加わったら、山ガールは休憩ポイントでひと味違う楽しみに頭を巡らすことができますよね。
楽しみが分散して、ああ、勿体ない。
両者はタッグ組んだら、新しい世界が生まれそうデスよね。

企画の要望を某雑誌社や地方新聞社にもお声掛けをしてみましたが、どうでしょうかね。




                  ◆    ◆    ◆



戦国武将里見氏のNHK大河ドラマ放映を目指す「里見氏大河ドラマ実行委員会」が組織されています。里見氏終焉の地である鳥取県倉吉市、里見氏発祥の地の群馬県高崎市、そして館山市で、NHK側にドラマ化を働きかける運動を行っております。
「2014年に里見氏の物語をNHK大河ドラマで!」
 皆さまの温かいご声援をお願いします。

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 署名用紙はこちらに収納しております。
 活動の趣旨に御賛同いただけましたら、是非、こちらの署名用紙をプリントアウトのうえ、支援の程よろしくお願いします!
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  1. 2012/05/13(日) 07:40:57|
  2. 随筆・あっそう!里見発見伝
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地図をみると、そこから平面的な情報を得られます。たとえば、房総里見氏と北条氏との勢力構図をこの平面から読もうとすると、ほんとに淡泊に映ります。距離感って、そこにあるもの...
  1. 2012/05/13(日) 10:11:14 |
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