散文小径

小説家です。時代小説を執筆しています。皆さまのご声援に支えられて描いております。よろしくお願いします。

安房2014・秋

筆が遅くて御免なさい。
急がないと、もう来週には、高野山行かないとな……

安房2014・秋 その1を未読の方はこちら
安房2014・秋 その1
安房2014・秋 その2を未読の方はこちら
安房2014・秋 その2


よろしいか?
よろしいね?

それでは……



安房2014・秋 その3

朝、早くに館山城に登りました。
昨日の喧噪が嘘のように、静かだ……ジョギングとか散歩している健康そうな皆さんが、ちらほらとおりました。
作務衣姿の不健康を引き摺る姿は、夢酔だけだな……141019_075801.jpg

9月にキャンプをした大房岬が、鏡ヶ浦をグッと囲む腕のように見える。
この大房岬の存在は、安房国を良港とした最高の立役者のように感じるんですよ。
のちほど、向こうから館山を望むことになりますが、思うことは、やはり安房国は海を制することで発展したのだなという、根拠なき実感。館山城下から高の島という、湊と城下の発展をワンセットとした開発の足跡が、後世の館山を発展させた基です。
DSC00007.jpg

今日(10月19日)は、房総里見氏170年の 軌跡 ~里見氏安房国替400年~というシンポジウムが開催される日です。
残念なのですが、夢酔は富浦地区生涯学習推進員企画に参加しました。
こちらでは、昨年より、様々な企画を通じて、八犬伝ではない史実の里見氏を発信してきました。このblogでも、その企画について紹介してきましたよね?夢酔も参加させて頂きました。なので、今回も、進んで参加させて頂きました。
こちらのイベント、もう一度おさらいして貰おうかな。
講演会「岡本城と里見氏」
岡本城と里見氏ハイキング(雪で中止)
里見正史コンサート
岡本城と里見氏ハイキング

この視点を、登山として見立てたい方は、うちの嫁さんのblogで、純粋に山ノボラー感覚を磨いてください。
背負子マウンテン
里見の歴史とたわむれる方は、こちらへ付いてきてくださいね。

南房総市役所に9:00集合。
夢酔、かなりのんびりだったから、もうみんな揃ってました。お邪魔します。地元の皆さま、よろしくお願いします。
「房日、いつも読んでるよ」
温かい言葉を頂けて、夢酔、感謝。飛び入りというか、押しかけのくせに、一言挨拶までさせて貰って、恐縮です。まずは、岡本城のあった聖山へ向かいます。ここを登るのは、国史跡指定記念のシンポジウム以来ですから、もう3年近くになるんでしょうか。DSC00012.jpg
DSC00015.jpg

それでは、朝と逆の方向をみましょう。
そうです、岡本城から館山方面です。こういう景色です。DSC00022.jpg
館山城下の高の島あたりがクッキリ。岡本城が里見の本拠だった頃、館山城は陣屋のような位置付けと聞きました。水利の拠点としては、当時から注目されていたのでしょう。
DSC00024.jpg
看板も、国史跡を記載するものに修正されていました。以前来たときには、これじゃなかった気がします。DDSC00028.jpg
もう少し高いところから。
手前の岬が、大房岬。鏡ヶ浦を抱きかかえていたこの岬は、岡本湾も抱いていたのです。現在は富浦港として釣りの良港として知られます。海水浴も賑わいます。里見の時代、ここは本城を守る軍港というカラーもあったと思うのです。
伺ったところ、岡本城の舟溜まりは現在のこの港ではなく、城の奥に入り組んだ入江だというのです。
現在、その形跡は残っていません。
震災等々により川が隆起したり、そこが暗渠となり道路となったことや鉄道の軌道付近になったりと、今となっては往事を偲ぶのは困難です。研究成果を注ぎ込んだ素晴らしい復元ジオラマとか、頑張って南房総市に作って欲しいですね。国史跡の整備もいつかはやるのでしょうから、その雛形にもなるんじゃないですか?
楽しみに、待ってますよ!

隣の山に移ると、岡本城域の全景がみえてきます。DSC00038.jpg

海岸におりてお昼を食べてから、富浦の名刹を三箇所巡ります。

深廣山長泉寺
  ここには、里見大黒天があります。
  でも、台座の紋は里見のものではありません。そのあたりの疑問を、ご住職が語って下さいました。DSCF2730.jpg

金龍山大勢院光厳寺
   連載の無事を、里見義頼公墓所に祈念しました。DSC00054.jpg

海恵山興禅寺
   ここで、青岳尼の紙芝居を拝見しました。
   参加者で記念写真を撮りましたが、どのように写ったものか、夢酔は知りません。
   恐らくは、寝不足で無様な顔をしているんじゃなかろうか。DSC00056.jpg



こんな案配で、14:00頃に行事は終わりました。

夢酔も渋滞を予想し、ここで退散です。

実りの多い2日間でした。
たくさんの人に会って、たくさんの元気をもらいました。

この場を借りて、深く感謝させて頂きます。


安房2014・秋、ひとまずこれにて、終幕。
ご静聴ありがとうございました。
DSCF2723.jpg













2014年、里見メモリアルイヤー。
盛り上がりの、ご開帳です。




戦国武将里見氏のNHK大河ドラマ放映を目指す「里見氏大河ドラマ実行委員会」が組織されています。里見氏終焉の地である鳥取県倉吉市、里見氏発祥の地の群馬県高崎市、そして館山市で、NHK側にドラマ化を働きかける運動を行っております。
「里見氏の物語をNHK大河ドラマで!」
 皆さまの温かいご声援をお願いします。

ポスター
 署名用紙はこちらに収納しております。
 活動の趣旨に御賛同いただけましたら、是非、こちらの署名用紙をプリントアウトのうえ、支援の程よろしくお願いします!


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  1. 2014/10/24(金) 23:30:27|
  2. 随筆・あっそう!里見発見伝
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<拝啓 倉吉市立山守小学校の子供たちへ | ホーム | 安房2014・秋>>

コメント

無題

夢酔先生、ご無沙汰しております。

ブログの更新頻度が多く、謹聴致しておりました。

先生のお誕生日以来のコメントです。

「夏の波濤」房日新聞WEB版で購読可能でした。
「冬の光」と共に愛読中でございます。
夏の波濤は9月9日から連載開始と勘違いしておりまして、当日の新聞(4ページしかないのですが!)10回程見直してました。忠義公改易の日にちなみ連載開始かと思いまして...。

里見史の中では義堯、義弘期を跳び越えて義頼公の時代を眺めてますが、北条との合戦三昧の日々から抜け出し外交や政治等、これまでイメージできなかった統治手腕をとおして義頼像に色彩がのっていく様は新たな里見史の魅力を喚起されており楽しませていただいてます。
物語をつうじ里見武将それぞれに血が通い、ぬくもりを感じることは大河化に向けて一番大事な取り組みではないかと考えています。
昨年の島津敬氏の写真展に伺いました。貴重な写真ばかりで感激致しました。しかし他の戦国大名のように肖像画や甲冑等の遺品は現存していないようで、私としては里見史を形にするうえで、そのような視覚に訴えるものの必要性を強く感じます。

最後に夢酔先生に質問です。

房総里見史の魅力って、何でしょうか?
お忙しいと存じておりますが一度お伺いしたくて...。宜しくお願いします。
  1. 2014/10/28(火) 13:08:30 |
  2. URL |
  3. ヤマイチ #-
  4. [ 編集 ]

No title

>ヤマイチさん

コメントありがとうございます。
今回の「夏の波濤」は、5年前に連載発表した「春の國」のミッシングリングを埋める作業のつもりで始めたことでした。最初の「春の國」は、義堯・義弘の時代です。その前日譚がHP連載の「冬の光」であり、後日譚が「夏の波濤」になるのです。
房総里見氏の魅力は、関東でもっとも首都圏に近い筈なのに、フィクション「八犬伝」のベールに隠されて謎だらけという、未知数の素材だからでしょうか。20年前までは表に出ることのない史実が、いまは多くの発見がある。大勢の先生方が研究を重ねてきた結果です。その先生方のご指導のもと、夢酔も色々と彩ることが出来ました。

更なる10年後、里見史はどうなっているでしょうね?

その頃には、夢酔も新しい題材を執筆しているでしょうね。新しい里見の発見もあって、10年前は未熟だったと、教えられることばかりだと思います。
  1. 2014/10/28(火) 19:17:42 |
  2. URL |
  3. 夢酔藤山 #Gq//HHxQ
  4. [ 編集 ]

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